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作品データ・年表

ＪＲ稲毛駅に近接する物販･飲食･ヘアーサロン･エステサロン･医療施設および事務所を有する『地域の生活に密着した』複合商業ビル。

駅前ロータリーから連続する南西側前面道路と総武線プラットホームに開いたセットバック空間を設ける配置計画と、街を包み込むようにガラスと

コンクリートの打放しによる、凹型曲面のファサードが構成されている。

重厚な石積みの表情を模した壁を挿入し、壁面により切り取られた空間により、多用途に対応可能な平面構成を計画した。

２階テナント（ヘアーサロン・薬局）へ直接アクセス可能な２階エントランスや、3 階は２層吹き抜けのボイド空間を設置し屋外ダイニングとして

利用されており、床レベルは前面ＪＲプラットホームと同レベルに設定した。

 

訪れる人々に用意された様々なステージは、一度訪れるとの記憶の中枢に刻まれ古代から続く円形劇場との様に過去～現在～未来へと

“永遠に朽果てる事のないランドマークへ”との思いを形にした。

耐震性については高強度の鉄筋（SD390）と高強度のコンクリート（Fc36 とFc40）をもって計画。強度が高く靱性のある耐震性の高い

構造となっている。

ＸＹ方向共 基準耐力（震度6 強）の1.1 ～ 1.30 の倍性能を確保。

環境配慮については現行の省エネ仕様はもとより、管理部・共用部・屋外照明において高効率ＬＥＤを全装備しており、ファサード各階に

設置されたフィンは高度の高い日差しを遮りぺリメーターゾーンの空調負荷低減を図っている。